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第33回本部定期大会 委員長挨拶

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 大会構成員のみなさま、こんにちは。 本日は休日にもかかわらず、第33回本部定期大会にご参集をいただき誠にありがとうございます。大会構成員の皆様に感謝すると共に、今この瞬間も職場では我々の多くの仲間が北海道の電気の安定供給維持のため責任を果たしていただいていることについて、敬意を表したいと思います。 さて、本日は私どもの大会にご多忙の中、多くのご来賓の皆様にご臨席を賜りました。 ご紹介をさせていただきますが、北海道電力総連から遠藤会長、ほくでん生協から古川専務理事、札幌市厚別区から小川市議会議員、来春の札幌市議選で小川議員の後継者として立候補される予定になっています常盤候補予定者、苫小牧市から越川市議会議員、会社からは高橋取締役にご臨席を賜りました。 大会構成員を代表して、心から御礼を申し上げますと共に、ご来賓の皆様方には、日頃から幣労組の活動に際しまして、特段のご理解・ご厚誼をいただいていることに重ねて感謝を申し上げます。 ありがとうございます。後ほど、ご挨拶を賜りたく存じますので宜しくお願いいたします。

さて、昨年の大会以降、本部執行部・支部執行部・YLC・そして組合員のみなさんがそれぞれの責任と役割を果たしていただき当初の目的をおおむね達成することができました。この場をおかりして感謝申し上げます。 本大会開催にあたり、4点ほど申し上げて挨拶に代えたいと思います。

 先ず一点目は「会社を取り巻く環境」についてです。 北海道電力グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況であります。グループの最重要課題は泊原子力発電所の早期再稼働であると認識しています。このことは、一昨年から開始した電力小売全面自由化によるユーザの契約切替等により販売電力量の減少が続いていますが、グループが保有する競争力のある電源を活用することにより電気料金値下げを実現し真の競争ができるものと思っています。当社としても、泊原子力センターをはじめ関係各所が新規制基準に対応した組織体制や新たな役割など、職場では大変ご苦労されていることと思います。早期の再稼働に向けてグループの主要な組織の一員として、組合員の健康確保と労働条件維持を前提に今後も対応して行かなければならないと思っています。 また、現在グループ全体で取り組んでいる経営基盤強化等の施策により設備投資の抑制や修繕費削減等による受注工事量減少によって当社としても厳しい状況はしばらく続くものと予想しています。そのような中、3月に今年度から向こう3年間の中期経営計画が示されました。内容を確認すると具体的な取組み内容も前期から継続して取り組むことの他に今回新たなミッションも加えられています。代表的なものでは、「外販の拡大」と奈井江発電所休止に伴う「事業ベースの再構築」であると認識しています。いずれも新しいことにチャレンジするわけですから従業員に確り理解してもらい納得性のある仕組みにすることと、従業員みんなが同じ方向を向いて進めて行くことが重要であると思っています。是非この機会を会社が成長するためのチャンスと捉え何事にも果敢にチャレンジしていただきたいと思っています。また、従来の電力サポート事業については今後も変わりなく、安全で安定した電気を届ける義務を担うのは、ここ北海道において私達ほくでんグループであることは揺るぐことはありません。今後も地域に信頼され貢献する企業でなくてはならないと思っています。

次に二点目ですが「安全な職場環境整備」についてです。 全国電力総連大において、平成29年度の労働災害統計を見ると、休業を伴う労動災害が538件発生しました。その内13名の方がお亡くなりになられております。亡くなられた13名のうち12名が協力会社従業員であり、協力会社を含めたより実践的な労働災害防止対策が急がれます。 また、ここ数年を振り返っても500件を超える休業災害が発生しており、死亡災害においては、平成28年度も13名、その前の年は23名と多くの方が犠牲になっており憂慮すべき事態であります。 一方、北海道においては、平成29年度の労働災害発生件数は前年度と同数の50件が発生しました。一昨年に発生した足場倒壊による死亡災害以来、命を奪われる労災は発生していないものの一歩間違えれば死亡災害につながるような重大災害も含まれることから、道電力総連の組織を挙げて安全啓発活動に取り組んでいるところです。 しかしながら今年度に入って、すでに10件の労災が発生しておりますが、その内1件は当社従業員であり組合員でもあります。幸い大事には至りませんでしたが一歩間違えれば重傷になりえる事象だったと思っています。 今年度の全社重点安全衛生目標に掲げられている「休業災害ゼロ」の達成に向け、危険感受性の向上・コミュニケーションの充実・リスクアセスメントの実施と改善 を念頭に置き、労働組合としてもより実効性のある労働災害防止対策を安全衛生委員会をはじめ各種会議体や職場懇談会等の場で組合員と一緒に考え実践して行きますのでご協力お願いいたします。 労災を起こすと自分はもとより、家族、会社それぞれが大きな痛手をおいます。「忙しいと労災が起きやすくなる」という事では本末転倒です。忙しい時だからこそお互いに声を掛け合い、一歩立ち止まり 考える心の余裕 を持つことが大切であると思っています。 協力会社も含めて我々の仲間から労働災害を出さないとの強い決意のもと「安全は何よりも優先する」職場風土醸成に向け積極的な取り組みをお願いいたします。

三点目は「今年1年の活動を振り返って」お話します。 昨年の定期大会で活動方針を確認していただき1年間活動を進めてまいりました。活動方針の組立ては今年も同様でありますが、≪組織≫≪職場≫≪生活≫の3点について基本方針を定め各種対応をしてまいりました。 まず≪組織≫についてですが、誰もが「労働組合がある会社に勤めている」ことが実感できる「希望」の持てる魅力ある組織にすることを方針に掲げました。実績として組織内教育や外部団体主催教育などに参加させ、組合・会社を問わず活躍できる人財育成を目指し課題に取り組みました。また、労使の信頼関係維持向上については本部では年間2回の労使懇談会を開催し経営のみなさんと課題の共通認識を図るように努めてきたことをはじめ、労働条件維持向上や安全な職場醸成に向けた協議など対応をしてまいりました。その結果、今日まで良好な関係を維持できていることに感謝申し上げます。 次に≪職場≫については、「適正な労働時間管理」は過去からの重要課題の一つでありましたが、昨年度は「働き方改革」関連の法改正を視野に入れ全社をあげて取り組んだ結果、前年度に比べ36協定基準の集計では月平均7時間の時間外労働削減が実現できました。これも組合員をはじめ従業員みなさんが各職場で工夫され真剣に取り組みされた成果であると思っています。また、有給休暇取得日数についても組合員平均で16日程度取得できました。積立休暇への移行も考慮すると大部分は取得できているものと思っています。これについても職場の協力と理解により達成できていると認識しています。今後も引き続き相互扶助の精神でお願いします。 続いて≪生活≫です。ここでは春闘について触れますが、賃金についてはご承知のとおり残念ながら当社には定期昇給制度がございません。一昨年の春闘時に労使にて現状の賃金カーブを維持するために必要な金額を時間をかけて議論し共通認識を持つことができました。今春闘要求においても共通認識している4,300円をベースに要求し妥結に至ることができ改めて当社の定昇相当分であることが確認できたことは大きな成果であったと思っています。賞与については金額で前年比半期10,000円のダウンで最終妥結しました。これについては、ほくでんグループ一体経営が示されている中、道総連加盟12単組で唯一前年度実績を下回る妥結内容であったことは執行部としても重く受け止めています。 ただ、今春闘の一番の成果であると思っているのは、長年求めてきた賃金制度確立に向けての要望について、今年は要求の段階から今年中に定昇制度案を改めて示したい旨と「労使による会議体の設置」を要求しました。会社の回答として「会議体の設置」を了解していただいたことから、今後双方の考え方を真摯に話し合い当社に合った賃金制度確立に向け協議する場となることを大いに期待しているところです。2月20日の要求日から3月28日の解決日まで、組合員が団結して交渉してきたことを、会社は真摯に対応をしていただいたことについて改めて感謝するところです。

四点目は政治活動についてです。  来春行われます統一地方選挙では、今日ご来賓のお二人を含め全道で6名の組織内議員候補予定者を、先ほど行ないました当労組政治活動委員会定時幹事会で道電力総連の推薦を踏まえ支援することを決定しました。組織内議員を置くことは、地域の発展・事業の発展に大きく貢献していただく事で、私たちの生活に豊かさを実感し、地域社会から信頼される組織に繋がっていくものと確信しています。組合員のみなさんには引き続きのご支援をお願いします。 加えて、来年7月施行予定の第25回参議院議員通常選挙についてです。私たち電力関連産業はエネルギー政策や電力システム改革など大きな変革の渦中にあり、政治とは切っても切り離せない産業です。電力総連組織内候補として「浜野よしふみ」氏を二たび国会へ送り出す活動を行います。今後も,私たちの想いを国政の場に届けてもらうため、何としても電力総連の議席を死守しなければなりません。昨年秋以降、野党政党の新党立ち上げや分裂など国民にとっては解りづらい構図となっていますが、電力総連の確認事項として今年5月に結党した「国民民主党」を連携政党とすること、「小林正夫・浜野よしふみ」両参議院議員の所属政党を「国民民主党」とすること、「浜野よしふみ」氏を「国民民主党」の比例代表名簿の登載者とする方向で進めることを決定しました。しかしながら「国民民主党」の支持率は現在1%程度であり参議院選挙制度からも非常に厳しい戦いになることが予想されています。当労組として本大会以降、各支部と連携のもと「浜野よしふみ」組織内候補予定者の後援会入会活動や点検定着活動など、必勝に向けた取り組みを展開していきますので、ご理解・ご協力をお願いします。

最後になりますが、私たちを取り巻く環境はこれからも激変していきます。全組合員が英知を結集し、新たなチャレンジをしていくことと、更には当労組のスローガンである「歩〜未来へ繋ぐみんなの軌跡」のとおり、一歩ずつ確実に前進して行くことを確認し合える大会になりますことをお願い申し上げ、第33回本部定期大会の挨拶に代えます。

                                        ご安全に!

2018年7月7日
本部執行委員長 高野 祐二

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