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第35回本部定期大会 委員長挨拶

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 組合員の皆さま、日ごろの適確な業務遂行大変お疲れ様です。 また、労働組合運動についてもご理解ご協力いただいていることについて感謝いたします。
 私たちが「労働組合運動」に取り組む目的は、大会議案書の表紙の裏面に記載している「綱領」のとおりでありますが、簡単に紹介します。 我々は企業内労働組合であり組合員の「労働条件の改善」と「生活の向上」を目指す活動をします。そのためには、自らが「将来に渡り良い会社」になるように努力することが必要であります。 今後もみなさまのご理解ご協力さらには、ご努力が必要であると思っておりますので、目的に向かいともに歩みましょう。
 さて、第35回本部定期大会は従来とおりの会場で大会構成員がお集まりいただき、1年間の活動報告と、次年度の活動方針や財政予算等をご審議していただく予定でありました。しかし、今だに終息が見えない新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参加者の安全を第一義に考え代議員の皆さまのご賛同をいただき、労働組合創設以来初となる「非招集開催」としました。大会構成員が集まらない形ではありますが、第35回本部定期大会が無事開催できたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

それでは、本大会開催にあたり、4点記載し挨拶に代えたいと思います。

1.「会社を取り巻く環境」
 グループ本社は4月に「ほくでんグループ経営ビジョン2030」を公表しました。内容はご承知のとおりでありますが、とりわけ、泊発電所の再稼働を堺に、第汽侫А璽此β茘競侫А璽困箸靴匿値付き目標が示されています。泊発電所再稼働は当社経営にとっても大きなターニングポイントであることから、当社の役割や姿等を確認して行かなければならないと思っています。
 火力については昨年、経年化した奈井江発電所の休止運用が現実となりました。今後も再エネの導入拡大や電力市場の動向等により、既存電源の役割が大きく変化して行きます。当社はグループサポートとして役割を果たして行くためにも今まで以上にグループ本社と連携を密にする必要があると思っています。将来のビジョンを見据えて議論されることを期待しています。
 次に、外販ですが、昨年度関係者のご努力により当初計画の約2倍の受注額となりました。その反面、担当された組合員に大きな負担が発生しています。将来を見据えチャレンジしている途上ではあると認識していますが、従業員皆さまが同じ方向を向き、当社の付加価値を高める仕事に繋がることを大いに期待しています。
 いずれにしても、我々は「北海道パワーエンジニアリング株式会社」に働く労働者です。会社は当社のあるべき姿を従業員へ示すことが重要であると思います。将来を見据え一貫して芯を食った経営を期待しています。

2.「私たちの安全な働き方」
 新型コロナウイルス感染症が社会経済に大きな影響を及ぼしています。当社でも対策本部を設置して可能な限りの感染予防対策を講じて、従業員皆さまの我慢と努力により現在まで感染者を出すことなく推移しています。特に現場作業では、工事が輻輳時期でもあり多くの作業員が同一現場で懸命に仕事をしていただいていますが、「3密」を避けられない場面も多々あると認識しています。そもそも現場作業では、「在宅勤務」も「時差勤務」も成り立たないなかで、組合員は、当社の使命である「電気の安定供給」を閉ざさないために、感染に対して不安を抱きながらも日々仕事に取り組まれていることについてあらためて敬意を表します。
 今後は、従来の安全衛生対策に加え感染症対策についても継続しながら「新しいワークスタイル」に取り組まなければなりません。一方、現在試運用中であると認識しておりますが、テレワークについては社内規定等が整備されていないことから、特に「労働時間管理」と「仕事の与え方と結果の評価」について気がかりであります。本運用の際はしっかりとしたルールの整備が必要であると思っています。
 次に、「職場の安全確保」でありますが、当社では昨年度、重症1件を含む4件5名(統計外6件含まない)の労働災害が発生しています。過去にも同様な災害が発生している事象も含まれることから、より実効性のある労働災害防止対策を望みます。加えて、今年は新型コロナウイルス感染症防止対策でマスク着用を求められていますが、熱中症リスクを考慮した適正な運用とすることをお願いします。 労働組合としても安全衛生委員会をはじめ各種会議体や職場懇談会等の場で組合員と一緒に考え実践して行きます。
 「忙しいと労働災害が起きやすくなる」という事では本末転倒です。「忙しい時だからこそお互いに声を掛け合い、一歩立ち止まり、考える心の余裕」を持つことが大切であると思っております。 協力会社も含めて我々の仲間から労働災害を出さないとの強い決意のもと「安全は何よりも優先する」職場風土醸成に向け積極的な取り組みをお願いいたします。

3.「労働条件向上と生活向上を目指す活動」
 当社の令和1年度の決算状況は、建設業で過去最大の完工高でありました。この要因は、会計基準の変更に伴い過去に実施した未計上分を計上したことが大きく起因したと聞いています。しかし、その要因を除いても昨年度は、皆さまも感じているとおり各店所で緊急工事をはじめ予定外の仕事等が多く発生したことに加え、冒頭触れましたが、外販でも当初予定の約2倍の完工高を実現したことも大きな要因であると認識しています。これらのことから、組合員の皆さまは繁忙感を感じながら従事された1年であったと思います。
今年度も昨年同様に厳しい工程・要員状況でありながら、現場では業務品質を維持しながら必死に業務を遂行されています。 また、昨年改正された労働基準法については、当社は建設業であることから5年の猶予が認められていますが、1年でも早く一般則で36協定が締結できるよう会社と協議して行きます。
 私たちの労働条件向上と生活向上を達成するためには、自ら働いている会社が利益を上げることが必要不可欠であり、利益を上げるためには、そこで働く私たちが「働きがい」と「楽しさ」を感じて一生懸命に働くことが必要ではないでしょうか。
 2020春季生活闘争では、賃金については5年連続労使共通認識である水準の回答を引き出しました。賞与については、前年比年間+10,000円で解決したことは、まさしく会社の利益が上がり労働者へ成果配分された結果であると受け止めています。
しかしながら、今年も初任給改定、人事・賃金に関する諸規程の改定要求をしてまいりましたが、見送る判断となったことは残念でなりません。過去10年以上大きな改定が成されていないことは、従業員の「働きがい」や「帰属意識」の低下を招く恐れがあると考えることから、今後も「人事賃金制度に関する労使勉強会」をはじめ労使共通課題として当社に相応しい制度になるよう対応して行きます。
労働協約改定については「労働環境向上」に不可欠です。組合員が今困っていることはもちろんですが、今後困るであろうことを見極めて、社会情勢やほくでんグループ等の動向も注視しながら向上を目指します。

4.「政治活動」
 昨年7月に施行された参議院議員選挙では、電力総連組織内候補「浜野よしふみ」が組合員皆さまのご支援により2期目の当選を果たせたことにあらためてお礼申し上げます。
我々が働く電力産業は、政治と深く関わる産業であります。コロナ禍のため注目は少なかったですが、今年4月には電力システム改革の仕上げとして発送電法的分離が実施され、グループ本社から北海道ネットワーク蠅箸靴栃社されました。最近では、石炭火力発電所のうち非効率機の削減の政府方針が表明されました。毎日のように電力産業の話題が報道されている昨今、政治は我々の働き方自体を左右することから、今後も組織内議員を国会をはじめ各級議会に送り、電力産業で働く労働者の声を正しく伝えることは極めて重要であると思っています。
将来私たちの暮しを豊かにするため、今後も政治にかかわって行きます。

 最後に、私たちを取り巻く環境はこれからも激変していきます。全組合員が英知を結集し、新たなチャレンジをしていくことと、更には当労組のスローガンである「歩〜未来へ繋ぐみんなの軌跡」のとおり、一歩ずつ確実に前進して行くことを祈念し、第35回本部定期大会のご挨拶とします。

今年度もご安全に!

2020年7月11日
本部執行委員長 高野 祐二

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