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第34回本部定期大会 委員長挨拶

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 大会構成員のみなさま、こんにちは。 本日は休日にもかかわらず、第34回本部定期大会にご参集をいただき誠にありがとうございます。大会構成員の皆様に感謝すると共に、今この瞬間も職場では我々の多くの仲間が北海道の電気の安定供給維持のため責任を果たしていただいていることについて、敬意を表したいと思います。 さて、本日は、私どもの大会に、ご多忙の中、多くのご来賓の皆様にご臨席を賜りました。 ご紹介をさせていただきますが、北海道電力総連から遠藤会長、ほくでん生協から佐々木理事長、苫小牧市から越川市議会議員、会社からは高橋常務取締役にご臨席を賜りました。 大会構成員を代表して、心から御礼を申し上げますと共に、ご来賓の皆様方には、日頃から幣労組の活動に際しまして、特段のご理解・ご厚誼をいただいていることに重ねて感謝を申し上げます。 ありがとうございます。後ほど、ご挨拶を賜りたく存じますので宜しくお願いいたします。

さて、昨年の大会を終え活動を本格化させようとした頃でした。 9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」では、震源に近かかった苫東厚真発電所は甚大な設備被害により、2・4号機が地震直後に緊急停止、1号機は出力が徐々に低下し停止しました。これらのことから道内の需給バランスが保てなくなり国内で初めて供給地域全域停電に至り、我々電力産業で働く者ですら大きな衝撃を受けた出来事でした。 組合員の皆さんは、自らも被災されながら、ご家族が心細い思いをされているなかにおいても、各発電所の職場に駆けつけ一刻も早く発電再開をするために、ほくでんグループが一体となり昼夜を問わぬ懸命な復旧が進められたことから地震当日の昼過ぎには運転可能な発電所から再起動することができ停電は解消されて行きました。その陰では目立ちはしませんが多くの組合員が活躍されたことは多方面から感謝されております。 また、苫東厚真発電所の復旧工事では、全国から注目される中での非常に大きなプレッシャーが掛る仕事だったと思います。組合員をはじめ従業員・協力会社の皆様、復旧に携わったすべての方々、それを支えていただいたご家族の皆様にあらためて敬意を表します。   過去に経験をしたことの無い出来事もあった1年でありましたが、組合員の皆さん・各支部執行部・本部執行部が力を合わせて活動したことから最終的には笑顔で今日の日を迎えることができていることに感謝したいと思います。

それでは、本大会開催にあたり、4点ほど申し上げて挨拶に代えたいと思います。

 先ず1点目は「会社を取り巻く環境」についてです。 北海道電力グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況であると認識しています。 グループの最重要課題である泊原子力発電所の再稼働については、2月の審査会合においてグループ本社と規制委員会の見解に乖離があったことから更なる検証を行っていると聞いています。いずれにしてもまだしばらくは再稼働できる状況にないと認識しています。 また、販売電力量は省エネ機器の普及もありますが、自由化により2010年比約3/4程度に落ち込んでいることは事実でありグループを上げて奪還営業を展開しております。高圧・特別高圧については成果があらわれていると聞いていますが、低圧に関しては、いまだに顧客流失が続いています。 そのようななか、2月27日に石狩湾新港発電所1号機が運開しました。ご承知のとおりこの発電所は北海道では初めての液化天然ガスが燃料のガスタービンコンバインドサイクルの発電所です。高効率であり、負荷変動が容易なことから競争力のある電源であると認識しています。当社では建設工事から参入してきましたが、運開日と同日に石狩湾新港支店を開設しました。この支店は当社で初めてグループ本社の管理事務所に入居することになり、より一層グループ一体感が感じられると思っています。今後は世界最新のガスタービンメンテナンス技術を習得して行かなければなりません。全社をあげてチャレンジして行くことに期待しています。 その反面、3月には当社創業の1拠点であった奈井江発電所が50年の歴史に幕を閉じ休止となりました。現在、休止対応工事を進めていますが、当社の技術の根底は奈井江発電所タービン直営施工であったと思っています。多くの先人先輩達が汗を流し大変なご苦労をして得た技術を教わってきた我々現役世代は、確り後世へ技術を継承しなければならない責任があります。また、会社には継承できる環境を整える責任があると思っています。今後も技術力を維持向上することが当社の大きな課題であると認識しております。 それに加え、今までグループのサポートに費やしてきた技術は、外販を展開するうえで当社の最大の「売り」であると思います。このプラントトータルサポート技術を広く一般市場へ知っていただくためには、チャンスを掴むためのチャレンジを惜しまないことが大切であると思っています。 いずれにしても新しいことにチャレンジするわけですから従業員に確り理解してもらい納得性のある仕組みにすることと、従業員みんなが同じ方向を向いて進めて行くことが重要であると思っています。是非この機会を会社が成長するためのチャンスと捉え何事にも果敢(かかん)にチャレンジしていただきたいと思います。

次に2点目ですが「安全な職場環境」についてです。 全国電力総連大において、平成30年度の労働災害統計を見ると、500件を超える休業を伴う労動災害が発生しています。その内12名の方がお亡くなりになられており、とりわけ昨年の7月9日に道南福島町で発生しました送電線延線作業中に金車が破損・落下し、作業員の頭部にあたり、5日後にお亡くなりになる極めて重大な労働災害が北海道で発生したことは、夏季安全衛生推進運動期間中でもあったこともあり非常に残念でなりません。この悲しみを繰返さないために他人事と思うことなく当社の現場に置き換え確り防止対策をしていかなければなりません。 当社では昨年度、7件(統計外3件含まない)の労働災害が発生しています。過去にも同様な災害が発生している事象も含まれることから、より実効性のある労働災害防止対策を望みます。 労働組合としても安全衛生委員会をはじめ各種会議体や職場懇談会等の場で組合員と一緒に考え実践して行きます。 「忙しいと労災が起きやすくなる」という事では本末転倒です。「忙しい時だからこそお互いに声を掛け合い、一歩立ち止まり、考える心の余裕」を持つことが大切であると思っております。 協力会社も含めて我々の仲間から労働災害を出さないとの強い決意のもと「安全は何よりも優先する」職場風土醸成に向け積極的な取り組みをお願いいたします。

3点目は「労働条件向上を目指す活動」についてです。 今年の春闘では、会社の当初予算は平成26年度以来の赤字予算であり非常に厳しい春を迎えると予想していました。しかし、組合員皆さんが意識を高めて仕事に取組まれたことや、9月の地震復旧関連の特需が大きく業績を回復することができたと認識しています。最終的に利益を確保することができたことは、冒頭で申した通り組合員皆さんの北海道の電気を守る責任感と使命感の成果であったと確信しています。 そのようなことから春闘では組合員のご期待を背負い誠意交渉を進めました。結果的には、賃金・賞与とも昨年度と同額の回答を引き出せたことは一定の成果であったと思っています。 しかし、初任給改定・人事・賃金に関する諸規程の改定要求をしてまいりましたが、そこについては残念ながら今年も見送る判断となったことは残念でなりません。過去10年間改定が成されていないことは、従業員の「働きがい」や「帰属意識」の低下を招く恐れがあると考えることから、今後も丁寧に交渉を進めて行きたいと思っております。 また、今年、会社提案と言う形でありましたが、道外出張時の日当増額や労働者派遣に対する手当の新設が実現できました。このことは職場の皆さんの声を反映した改定であります。今後も会社組織・組合組織を問わず意思疎通をして労働条件向上を目指したいと思います。 適正な労働時間管理についてですが、時間外労働削減や休日の確保については各職場で工夫されているものと思います。最大の課題は「適正な工期設定」であると認識しており、労使対応はもちろんでありますが、今後もあらゆる場で意見提起をして行きたいと思っております。 グループ本社では、当社も含めて「トヨタ式カイゼン」を取入れると聞いています。この「カイゼン」が単に工期短縮や人件費削減になることがないよう切に願います。「カイゼン」を進めることにより「働きやすくなった」や「労働環境が良くなった」など労働者にとってモチベーション向上に繋がることを期待しています。

4点目は政治活動についてです。  組合員の皆さんには日頃よりご理解していただいておりますが、我々の働く電力産業は、政治と切っても切り離せない産業であります。各級議会の場でエネルギーに関する正しい情報や現実的な議論をしていただくためにも組織内議員を議会に送り確りと仕事をさせることが重要であり、後に我々の生活が豊かになると確信しています。 今年4月に実施された統一地方選挙では、道内5都市に再び議員を送ることができました。各地域で後援会活動などに汗をかいていただいた組合員に感謝申し上げます。 いよいよ、今月4日に公示されました参議院選挙であります。電力産業の代弁者である「浜野 よしふみ」を必ず当選させなければなりません。すでに期日前投票を済ませた組合員もいらっしゃると思いますが、国民の権利である選挙権を行使することが大切であります。必ず投票に行き、北海道選挙区は「はらや なみ」に、比例代表には「浜野 よしふみ」と政党名ではなく候補者名を書いてください。一般の国民の7割〜8割は政党名で投票するそうです。ですが、我々は必ず「浜野 よしふみ」と個人名で投票しないと当選させることができません。投票所に行く際は是非ご家族・友人・知人に声を掛けていただき一緒に投票所に行っていただきますことをお願いします。

最後になりますが 私たちを取り巻く環境はこれからも激変していきます。全組合員が英知を結集し、新たなチャレンジをしていくことと、更には当労組のスローガンである「歩〜未来へ繋ぐみんなの軌跡」のとおり、一歩ずつ確実に前進して行くことを確認し合える大会になりますことをお願い申し上げ、第34回本部定期大会のご挨拶とします。

 ご安全に!

2019年7月6日
本部執行委員長 高野 祐二

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